INSPECTION
目視だけでは分からない看板の内部劣化
65日、雨風や紫外線にさらされる看板は、建物と同じように定期的なメンテナンスが必要です。
一見きれいに見えていても、内部の鉄骨や取付部分が劣化しているケースは少なくありません。
看板を長く安全に使用するためには、鉄骨部分の補修や塗装の上塗りなど、早めのメンテナンスが重要です。
初期段階で対応できれば、比較的簡単な補修作業で済む場合が多く、コストも抑えることができます。
しかし、劣化を放置し続けると腐食やサビの進行が加速し、最終的には看板自体の建て替えが必要になることもあります。
特に海沿いや温泉地域などは、塩害や硫黄成分の影響で鉄の酸化が早く進みやすく、大きな修繕費用につながるケースも少なくありません。
そのため、サビが発生しやすい環境では、設置時から耐久性の高い素材や防サビ対策を施した材料を選定することが非常に重要です。
弊社では、設置環境に合わせた素材選びと、将来的なメンテナンスまで見据えた看板づくりをご提案しています。
鉄骨が腐り底が抜けていた看板。水抜き穴がなかった。
外枠はステンレスで外見は綺麗だが中の鉄骨がミルフィーユ状に。
水抜き穴が少なく、骨組みも腐り底板が抜け落ちそうになっていた。
表面は異常がなかったが、鉄板看板の木枠が腐り落下寸前。
看板のメンテナンス不備でこんな事例も
建築基準法第8条により建築物(工作物)の占有者、所有者又は管理者は当該建築物の設備を常時適法な状態に維持するように定められています。
看板が起こす事故についての責任は、民法第709条、民法第717条にて工作物の占有者又は所有者が責任を負うと定められています。
弊社では屋外広告士が責任を持って点検報告、さらに広告物点検技士がさらに細かく点検いたします。
- 新宿駅西口にある雑居ビルのイタリア料理店の看板が落下。女性 重傷 男性 軽傷。
- JP赤羽駅前のバス停留場で、強風の影響で看板が飛ばされた。男性 右手首骨折、顔にケガ。
- 新宿駅西口近くの10階建てビル屋上に設置された看板のステンレス製枠の一部が落下。女性 軽傷。
- 秋葉原にある家電量販店の看板枠材が落下する恐れがあり、東京消防庁は、はしご車を出動させ応急処置にあたった。
- 西武新宿線の鷲ノ宮駅の上りホームで、天井から2本の支柱で吊り下げていた金属製案内看板が落下。
- 神戸市中央区のJR神戸線元町駅そばの高架下で、表示板が落ちかけているのを通行人が見つけた。
- 札幌市の飲食店で強風により袖看板の付属部材が落下。女性 意識不明の重傷。
老朽化した看板を放置すると・・・お店や企業の信頼に関わる、重大な事故につながります。
看板メンテナンスの流れ
看板を新しく設置する場合や、既存看板をリニューアルする際には、
まず壁面の状態や現在設置されている看板の劣化状況を確認することが重要です。
弊社では、安全性や耐久性を確保するために、多くのチェック項目に沿って現地調査・点検を行っています。
表面だけでは分からない劣化や腐食が進行している場合もあるため、
目視で確認できない箇所については内部までしっかり確認し、異常がないか丁寧に点検いたします。
設置後も安心して長く使用していただけるよう、現場環境や既存構造を踏まえた最適な施工方法をご提案いたします。